[スポンサーリンク]

会告

年会特別企画「XAFSと化学:錯体, 触媒からリュウグウまで –放射光ことはじめ」

[スポンサーリンク]

放射光施設を利用したX線吸収分光法(XAFS)は、物質の電子状態や局所構造を元素選択的に明らかにできる強力な化学分析手法であり、その利用範囲は、触媒、錯体、電池などの材料・化学分野から、環境・地球科学に至るまで多岐にわたっています。一方で、XAFSに限らず、放射光施設を活用する実験には高度な専門知識や技術が求められるとの認識がいまだに根強く、未経験の研究者にとっては敷居が高いと感じているのではないでしょうか?

そのギャップを埋めることを目的として本特別企画では、XAFSを利用した研究を展開している第一線の研究者や、ビームライン運営に携わる専門家をお招きし、ご講演をお願いしています。試料調製やデータ解析といったXAFSの基礎・基本から、X線顕微鏡によるナノ材料解析や触媒のin situ計測といった学術的な活用法に加え、生活に根ざした製品開発のための放射光利用や、小惑星リュウグウの分析といった一般的な内容までをご紹介いただくことで、XAFSからどういった情報が引き出せるのかといった「使い所」を実感いただける場を提供します。これから放射光実験に取り組みたいと考えている産学の研究者や学生さんはもちろんのこと、利用経験のある中〜上級者までを広く対象としています。放射光実験の実施に関する具体的な相談も可能ですので、そのような機会としてもぜひご活用ください。

皆様のご来場をお待ちしております。

開催概要

日時

日本化学会第106春季年会中 3/18(水)9:00 ~ 11:40

会場

日本大学理工学部 船橋キャンパス G02(階段教室 小)

講演者(敬称略、講演順)

仁谷 浩明(高エネルギー加速器研究機構)
「放射光XAFS実験の基礎 ~試料準備からデータ解析まで~」

山下 翔平(高エネルギー加速器研究機構)
「化学のための放射光X線顕微鏡 ~その活用と利用法~」

髙畑 遼(京都大学)
「XAFSによる精密制御ナノ材料の構造解析と反応追跡」

伊藤 恵利(東北大学, 株式会社メニコン)
「NanoTerasuの光で照らすコンタクトレンズの謎」

高橋 嘉夫(東京大学)
「XAFSを用いたリュウグウの水環境推定やprebiotic chemistryへの示唆」

オーガナイザー

植竹 裕太(大阪大学)、藤井 孝太郎(法政大学)、中西 洋平(京都大学)

協賛

Chem-Station

ウェブサイト

https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/csj106th/session/2G0201-05

 

Avatar photo

ケムステPR

投稿者の記事一覧

ケムステのPRアカウントです。募集記事や記事体広告関連の記事を投稿します。

関連記事

  1. サイエンスアゴラの魅力-食用昆虫科学研究会・「蟲ソムリエ」中の人…
  2. なぜ電子が非局在化すると安定化するの?【化学者だって数学するっつ…
  3. Altmetric Score Top 100をふりかえる ~2…
  4. 「溶融炭酸塩基の脱プロトン化で有用物質をつくる」スタンフォード大…
  5. アルコールのカップリング、NHC塩がアルとおコール
  6. 今冬注目の有機化学書籍3本!
  7. 実験白衣を10種類試してみた
  8. 柔軟な姿勢が成功を引き寄せた50代技術者の初転職。現職と同等の待…

注目情報

ピックアップ記事

  1. アルデヒドのC-Hクロスカップリングによるケトン合成
  2. 3Mとはどんな会社? 2021年版
  3. 令和7年度KISTEC教育講座 〜物質の付着はコントロールできる〜中間水を活かした材料・表面・デバイス設計
  4. ミトコンドリア内タンパク質を分解する標的タンパク質分解技術「mitoTPD」の開発
  5. 【十全化学】新卒採用情報
  6. ハリーポッターが参考文献に登場する化学論文
  7. カストロ・ステファンス カップリング Castro-Stephens Coupling
  8. フィリップ・イートン Phillip E. Eaton
  9. フラーレンが水素化触媒に???
  10. 可視光によるC–Sクロスカップリング

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

注目情報

最新記事

【新規事業のヒントをお探しの方へ】イノベーションを生み出すマイクロ波技術の基本と活用事例

新しい技術を活用したビジネスの創出や、既存事業の付加価値向上を検討されている方向けのセミナーです。…

わざと失敗する実験【プロセス化学者のつぶやき】

前回まで1. 設定温度と系内の実温度のお話2. 温度値をどう判断するか3.反応操作をしな…

CIPイノベーション共創プログラム「有機電解合成の今:最新技術動向と化学品製造への応用の可能性」

日本化学会第106春季年会(2026)で開催されるシンポジウムの一つに、CIPセッション「有機電解合…

CIPイノベーション共創プログラム「世界を変えるバイオベンチャーの新たな戦略」

日本化学会第106春季年会(2026)で開催されるシンポジウムの一つに、CIPセッション「世界を変え…

年会特別企画「XAFSと化学:錯体, 触媒からリュウグウまで –放射光ことはじめ」

放射光施設を利用したX線吸収分光法(XAFS)は、物質の電子状態や局所構造を元素選択的に明らかにでき…

超公聴会 2026 で発表します!!【YouTube 配信】

超公聴会は、今年度博士号を取得する大学院生が公聴会の内容を持ち寄ってオンライン上で発表する会です。主…

日本化学会 第106春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part II (3/16 追記)

さて、Part Iに引き続きPart II!年会をさらに盛り上げる企画として、2011年より…

凍結乾燥の常識を覆す!マイクロ波導入による乾燥時間短縮と効率化

「凍結乾燥は時間がかかるもの」と諦めていませんか?医薬品や食品、新素材開発において、品質を維…

日本化学会 第106春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part I (3/16追記)

まだ寒い日が続いておりますが、あっという間に3月になりました。今年も日本化学会春季年会の季節です。…

アムホテリシンBのはなし 70年前に開発された奇跡の抗真菌薬

Tshozoです。以前から自身の体調不良を記事にしているのですが、昨今流行りのAIには産み出せな…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP